エンジニアの仕事は長時間労働だ、と言われることが多い。
確かに、顧客への説明が必要な時期や、トラブルが頻出している時期は、夜遅くまで対応を迫られる。
朝9時に出勤して終電の時間まで働く時期が続くこともあるのがこの職業だ。
しかし、忙しく働くぶん待遇は厚いため、給料面では満足できるだろう。
入社して数年で、目標年収を達成することも可能である。
スキルアップして成果を上げれば、基本給与が上がるので、残業代を見込まなくても収入増が期待できる。
企業によっては、入社数年で年収1000万を超えるケースもあるようだ。
外資系企業だと高収入の傾向にある。
収入を魅力に仕事選びをする人にはエンジニアは適職であるといえるだろう。
エンジニアが毎日毎日忙しいのかというと、実際には、仕事には波があるので早く帰宅できる時期もある。
開発工程の序盤と終盤は忙しくても、中盤の工程を下請け企業に流している場合、その時期はトラブルが起きにくいので早く帰れて休みも取りやすい。
スケジュールが明確なのも良い。
工期のスケジュールを開発のスタート前から計画立てているので、仕事の波の見通しが付く。
いつ頃ゆっくりした時期が来るのかがある程度分かるので、旅行を計画したり、スキルアップを予定することも可能だ。
仕事の落ち着く時期には、業務時間に技術研修を受けたり、資格試験の勉強ために時間を割くことができる。
定期的なリフレッシュや自己啓発をして、次の仕事へのエネルギーをチャージできるというわけだ。